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●メンテナンス・プランニンング(Maintenance Planning)
建物は生きています。人の体と同じように病気になったらり、疲労が蓄積されていくことが起
こってきます。人が、人間ドックに入って、病気を予防し、病気の早期発見に注意を払ってい
るように、建物も予防保全に注意を払うことで、安全で快適な住空間を維持していくことが長
期的に考えると低いコストで可能になります。建物の長寿命化を考えたとき、あなたの早い
決断があなたの財産を守ります。
●メンテナンス・プランニンングの実現手順
あなたの財産である建物のメンテナンス・プランニングの手順には以下の9段階のステップを
踏んで、大切な財産のメンテナンスフプランの実現に向けて進んで行きます。
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1: 現在の建物状態の把握 |
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2: 現在の建物の利用状況の適格な把握 |
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3: 不良個所、劣化個所の調査 |
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4: 調査報告書の確認 |
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5: 改修計画の検討 |
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6: 施工計画書の作成 |
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7: 問題点チェックおよび対策 |
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8: 施工店の選定 |
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9: 施工要領書の確認 |
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●メンテイベントチャート
メンテイベントチャートは、長期的に見たメンテナンスが必要な時期を明確にするための一覧
表です。建物を維持し安心して生活を送るために建物のライフサイクルをしっかり把握し、必
要なメンテナンスイベントを書き出します。
経年 |
イベント |
付随事項 |
5年 |
診断調査
鉄部塗装
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シーリング
塗装部分
資金計画 |
10年 |
屋根、外壁
各所の調査
劣化の把握 |
そろそろメンテプランの検討時期
小さな補修工事の検討
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15年 |
外部のメンテナンス工事 |
設備関連の調査 |
20年 |
内部設備関連のメンテナンス |
外部工事の定期点検 |
25年 |
現状把握(診断調査) |
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30年 |
総合的な診断 |
今後のメンテ計画の検討 |
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※建物は定期的な点検を必要としています。
※病院のカルテのように建物の状況を継続的に把握していることが重要になります。
※信頼できるプランナーとコミュニケーションをとることが大切です。 |
●ハウスドクター
人の場合も大切なことは、かかりつけお医者さんを持つことです。建物も同様にハウスドクタ
ーが必要です。小さなことも相談できるコンサルタントや工務店、専門業者を持つことはあな
たの大切な建物を守るために重要なポイントになります。
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